こんにちは、引越しアドバイザーのめぐみです。
引越し業者が決まり、引越し日まであとは準備をする期間になります。
その期間は、意外に忙しいもので引越しの手続きや荷造りなど、やらなければならないことがとても多いです。
特に仕事をしている人や学校に行っている人はその合間にやらなければけないからこそ、引っ越し準備は大変なのです。
だからこそ、ひとつひとつの作業に手間がかからないようにしなければいけません。
特に、引越し準備のメインでもある荷造りは少しでも手間が増えれば余計な時間のロスになってしまうので、いかにスムーズに行えるかどうかが引越しの荷造りのコツになります。
荷造りの手間を減らすには、荷造りの手順が大切になってきます。
そのコツについて、4つにわけてご紹介していきます。
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引越しの荷造り4手順!荷物を減らす方法や片付けの順番とは?
引越しの荷造りの手順1 荷造り開始前に荷物を減らす
引っ越しをするには、家の中になる荷物を全てまとめる必要があります。
この時にお勧めしたいのが、まず不用品がないかをチェックして荷物を減らすこと。
例えば長年使っていない物もそうですし、新居で買い替える予定があればそれを捨てるなどすることで、荷物を減らすことができます。
この作業は実は、訪問見積もり前にやっておくのがおすすめ。
なぜなら、引越し料金に関わってくるからです。
引越しの料金はどういう風に決まるかご存知ですか?
引越しの基本料金は、荷物の量と移動する距離によって決まります。
なるべく訪問見積もりの前に荷物を減らしておくことで、見積もりを安くできる可能性があるのです。
もし、時間がなくて小物まで手が回らないとしても、大型の家具や家電を新居に持っていくかどうかだけは決めておいてくださいね。
持っていかないものを明確に営業マンに伝えることで、料金を抑えることができます。
実は、この不用品の分別を荷造りしながらやるのは意外と大変。
どう処分するかなどを早めに決めるためにも、荷造りを始める前にある程度の分類をしておきましょう。
また、荷物を減らすための方法としては、捨てる以外にもリサイクルショップに売るなどの方法も。
多少でもお金になる可能性があるので、ぜひ試してみてくださいね。
引越しの荷造りの手順2 引越しまでに使わないものから順番に梱包する
引越しの荷造りの手順の基本中の基本ともいえるのが、今すぐに使わないものから荷造りをはじめるという点です。
大体引越し業者を決めて、引越し当日までには1か月あることが多く、1か月もあるとどこから荷物に手を付けていいかわからないかもしれません。
そうすると、とにかく目の前にあるものからどんどんダンボールに入れていってしまう人もいるでしょう。
ですが、この梱包の仕方はNG。
なぜなら、もし生活に必要なものをしまってしまったら、またダンボールから取り出すということを繰り返すことになり、荷造りの手間が何倍にもなってしまうため。
だからこそ、引越しの荷造りをする時にはまず使わないものから荷造りをはじめるべきなのです。
まずは引越し当日までを思い浮かべて、絶対に使わないものをしまっていきます。
一番に荷造りをするのが季節外の物。
春の引越しであれば、冬物と夏物の衣料類は使わないのでそれらははじめの荷造りの対象になります。
それ以外にも、アルバムや本など使用頻度の低い物も優先的にしまっていきましょう。
特に本の梱包は間違えると、最悪けがをする可能性もあるので注意が必要です。
本の梱包方法について次の記事でまとめてありますので、併せてチェックしてみてください。
引越し荷造りで本や漫画を梱包するコツ3つ!書籍の正しい詰め方・運び方!
使わないものが大体梱包出来たら、次は引越し日までの1週間を思い浮かべ、そこで使わないものをダンボールにしまっていってください。
洋服などは最低限使用するもの以外はすべてしまえますし、食器類や調理器具なども大体梱包できますよ。
私は出来るだけ早く食器類はしまってしまいたいので、あと1週間まできたら食器はすべてしまって、割りばし・紙皿・紙コップを使っていました。
この方法は、もちろんごみが増えるというデメリットはありますが、メリットもあります。
食器を少し残しておくということは、食器のダンボールのふたはぎりぎりまでしめられないということ。
この状態は危険で、我が家は特に小さい子供がいてそれをいたずらするという可能性もありましたし、他の荷物が落ちて食器類が割れてしまうかもしれません。
だからこそ、出来れば食器類の入ったダンボールは早くふたをしめたいのもの。
割りばしや紙皿を利用することで、食器はすべてダンボールにいれてふたをしめられるのでそういった危険な状態は避けることが出来るというメリットがあるのです。
ちなみに割れやすい食器の梱包方法は、次の記事で詳しくご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
引越しで食器の荷造りのコツは?割れないための3つのポイント!
また、シンク回りも早い段階で掃除してきれいにしておけるというメリットもありますよ。
このようにして、使わないものから順番にダンボールにつめていってくださいね。
引越しの荷造りの手順3 始めたらダンボールがいっぱいになるまでやる
引越しの荷造りでやりがちなのが、色々な荷物に手を付けてしまうということ。
本の荷造りをしていたのに、思い出したように服の荷造りを始める、というやり方です。
私も疲れた時にやってしまいがちなのがこの失敗。
ダンボールをどんどん広げていくので片付けが進んでいるように思えますが、この荷造りの仕方は効率的ではありません。
何よりダンボールを広げていくばかりだと引越しの荷造りスペースがなくなり、どこに何をいれるか混乱してしまいます。
さらに毎回ダンボールを覗いては何が入っているか確認していたら、引越し作業もなかなか進みません。
だからこそ、ダンボールを組み立てたらそのダンボールがいっぱいになるまで、または詰めようと思っていた荷物をすべて梱包しきるまでは他の荷物の荷造りをはじめてはいけないのです。
私も引越しにまだ慣れていない時には、ダンボールを広げてはつめてまた違う荷物の荷造りをはじめる、という荷造りをした経験があります。
特に一人暮らしだったので、部屋が小さい分そういう片付けをしているとすぐに部屋がダンボールでいっぱいになってしまいました。
どこに何が入っているかよくわからなくなるし、移動もしにくくなるし、とにかく荷造りの効率が悪かったのを覚えています。
ダンボールをいっぱいにしてガムテープでふたをしめる、という作業をやりきってから次のダンボールにいけば、片付いたダンボールは重ねておけますよね。
そうすれば、一人暮らしというあまり広くないスペースでもダンボールだらけで片付けにくくなるということは避けられますよ。
もちろん一人暮らしでなくても、家族になれば荷物の量はさらに増えるので家のスペースが広くても同様にダンボールひとつひとつを片付けていくというようにしていきましょう。
引越しの荷造りの手順4 引越し日まで使うものを入れるダンボールは開けておく
引越しの荷造りでは、使わないものから順に荷造りをしていくということを手順の2でご紹介しました。
つまり、使用頻度が高いものは引越し当日ぎりぎりまでは使うため、荷造りの荷物には入れることが出来ません。
ぎりぎりまで使う荷物を入れる専用のダンボールを作っておくというのもひとつですが、ぎりぎりまで使う荷物って種類が色々ありますよね。
着ていた洋服やお風呂の洗剤類など様々で、一緒に入れておきたくないようなものもありますよね。
洋服とお風呂セットを同じダンボールに入れることに抵抗もありますし、引越し後の片付けを考えた時にはやはり効率がいいとは言えません。
実際私も、引越しの朝まで使っていた荷物を同じダンボールに入れて引越しをしたことがありました。
このとき、私の梱包の仕方も悪かったのですが、お風呂セットの水切りが十分でなかったため、一緒に入れておいた洋服がびしょびしょになっってしまったのです。
そういうことも防ぐため、ぎりぎりまで使うものの入るダンボールは、いくつかふたを開けたままにしておきましょう。
開けておくといってもそんなにたくさんではないので、洋服をいれるもの、お風呂セットを入れるものなどのように開けておけば、当日の朝にふたを閉めるだけになりますよ。
まとめ
引越しに慣れていない人は、目の前にある荷物をとにかく一生懸命ダンボールにつめてしまいがちですが、そのやり方は無駄な手間を増やすだけになってしまいます。
しかし、引っ越しの荷造りというのは予想外に時間がかかるもの。
荷造りにかかる所要日数については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
限られた引越し準備の期間の中で、いかに無駄な手間を省いて引越しの荷造りをするにはその手順が大切なのです。
今回ご紹介したような手順で引越しの荷造りをすると、いつまでにこの荷物をしまえばいいという荷造りの予定も立てやすくなるので、計画的に荷造りをすることにもつながりますよ。
また、仕事や家庭の状況によって、どうしても荷造りをする時間が取れない場合には、あらかじめ業者に荷造りサービスをお願いするのも一つの手です。
引越しの梱包&荷造りサービスの料金は?女性専門業者の内容&値段とは?
こちらの記事では、荷造りサービスのメリットやデメリットを紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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