結婚は男女ともに大きく生活環境が変わるもの。
それだけでも不安はいっぱいですよね。
具体的なストレス原因を知ることで、早めの対策もできるはず。
この記事ではよくある「結婚生活でのストレス」を4つにわけて、ストレスを溜めずに平和な結婚生活を送るコツもご紹介していきます。
長く続く結婚生活、ストレスをゼロにすることはできませんが上手に付き合っていきましょう!
結婚生活でのストレス①親戚付き合い
結婚生活での代表的なストレスといえばやはり「親戚付き合い」。
お姑さんも含め、「上手に付き合わなきゃ!」とがんばってしまうこと自体がストレスになります。
好き嫌いをはっきりさせよう
彼の家族だから、彼の親戚だから「嫌いになっちゃいけない」なんて思っていませんか?
まるっきり他人なんだから、嫌いになったっていいんです。
もっと言えば、何かされない限り「嫌い」というよりも「苦手」が正解。
嫌いな人との付き合いと考えると苦痛ですが、苦手な人と考えればまだマシです。
「好きにならなきゃ」とがんばるよりも、苦手(嫌い)と認めた方がスッキリします!
具体的な付き合い方としては、ありきたりですが近くても「スープの冷めない距離」を保つこと!
とくに独身時代に一人暮らしを満喫していたタイプのあなたは、周りがにぎやかすぎる生活にはストレスを感じやすくなります。
結局のところいちばん大きなストレスは「自分たちのペースを乱される」なので、彼の親戚たちが生活に食い込んでくるような距離はおすすめできません!
物理的に難しいこともあるかもしれませんが、これは長い戦争となってしまうケースも多い問題。
結婚前に彼ときちんと話し合っておく、そして妥協はしないで理想の結婚生活を手に入れられるように努力してみて!
結婚生活でのストレス②金銭問題
金銭問題は単なる結婚生活でのストレスに終わらず、離婚事由にも十分なり得る問題です。
結婚してから発覚することも多いのが最大の難点。
入籍前にクリアにしておく!
育ってきた環境が違うのだから、金銭感覚は違って当たり前です。
結婚生活でこれから一生を共にしていくとなると、そのズレを少しでも埋めていく努力が重要。
結婚生活での「金銭問題ストレス」は大きな買い物よりも「日ごろの羽振り」で変わります。
たとえばなんとなく出かけた先で「これいいな!」と衝動買いすることが多い人は、羽振りがよく、お財布の紐がゆるゆる。
家や車など大きな買い物は購入まで時間をかけてふたりで話し合うことが出来ますが、そういった日頃の小さな買い物ってそうはいきませんよね。
そして「小さな買い物」といえど、塵も積もればなんとやら・・・。
やたらと羽振りがいいくせに生活費のことになると「今月はきついんだよ~」なんて言われたら腹が立ちますよね!?
そういう相手と結婚するのなら、毎月どれだけの費用が生活にかかるか、を具体的な数字で見せることが必要です。
数字を見ることでお財布の紐を締めることが出来ます。
逆に現実を突きつけない限りそういった金銭感覚はなかなか変わりません。
毎月の月末にカツカツになってストレスが溜まることのないように、結婚前に話し合いをしておきましょう!
借金問題については、それ以上にクリアにしておきましょう。
借金は消費者金融から借りた分だけではなく、奨学金や車のローンなども含まれます。
あなたにはまったく関係のない金銭問題も結婚したら突然「ふたりの問題」として扱われてしまいますよ。
結婚生活でのストレス③子育て
子育てって人間をひとり育てるんですから、プレッシャーも大きいものです。
しかし自分が育ってきたことを振り返ると、「意外とたくましい」と思いませんか?
ルールを作りすぎないこと
食材はすべてオーガニックで一汁三菜、決めた教育方針はぜったいに曲げない・・・。
子育てでのストレスは「ルール」に縛られることで増えていきます。
たくさんのルールを作ったって、子どもって思い通りにはいきませんよね。
子どもだけじゃなく、自分の感情だってコントロールできません。
「スーパーで怒鳴るのはダメ」って、誰が決めたんでしょう?
でももしあなたが最初からそう決めてしまっていたら、そうなったときに大きな罪悪感に襲われます。
一汁三菜じゃなくても健やかに育てることは出来ますし、怒鳴るしかない状況だってあります。
どれだけ夫婦一緒に子育てをしても、ストレスは避けて通れません!
でもルールを無くし、もしくはルールを破ってもいい、と決めたらもっと気楽に過ごせます。
また、彼が予想外に子育てに参加しないというストレスの可能性もあります。
これに関しては一概に言えないのですが、まずは「具体的に(どうして欲しいか)伝えること」です。
ついつい「なんで私ばっかり!」と感情のみを爆発させてしまいますが、それでは相手に伝わりません。
おむつのストックがこれくらいになったら買ってきて欲しい・月2回はわたし一人の時間を作って欲しい、など。
「どうしてわかってくれないの?」「子どもじゃないんだからそれくらい読み取って」はNG!
元は他人のふたりが一緒に暮らすことが結婚生活です。
より確実に伝わる方法で、ストレスを減らしていってくださいね。
結婚生活でのストレス④家事の負担
料理に洗濯、掃除に買い物・・・意外と大きなストレスです。
とくにいわゆる「名もなき家事」には小さなストレスを溜めがち。
ルールをしっかり作ること
最近の男性は率先して家事をする人も多くいますが、まだまだ「言われないと分からない」という人が多いのも現実です。
そんな男性には「気づいたらやって」ではなく、「これはあなたの仕事ね!」とルールを決めてしまうのがおすすめ。
「トイレットペーパーの交換」、「醤油の継ぎ足し」など男性が気が付きにくい家事を彼の仕事に割り当ててしまうのがいちばんです。
なぜならそういった「名もなき家事」は、日常的に行ってはじめて意識できることだからです。
家事がどれだけ多岐にわたり、細かな気づきを必要とされるのかを理解してもらえれば、子育てをする際にも理解あるご主人となってくれるでしょう。
また、女性は女性で「自分ルール」を作る人も多いと思います。
たとえば私は皿洗いのスポンジを細かく使い分けているのですが、それを知らずにパートナーが皿洗いをしてしまうことがあります。
スポンジの使い方が間違っているとそれだけで感謝よりも「あ!それは違うのに!勝手にやらないでよ」と言ってしまうこともしばしば・・・。
パートナーがせっかく気遣ってくれていること、どうせなら感謝だけで終わりたいですよね。
そこでうちでは「(私の)自分ルール」がある家事に関しては手を出さないでもらっています。
もちろん「手が空いてるほうがやる」という方法もひとつですが、神経質な人は細かくルールを決めてしまう方がストレスフリーに過ごせるかもしれませんよ☆
【番外編】男性視点での結婚生活ストレスも実は同じ!
じつは男性も女性と同じように「金銭感覚の違い」や「子育て」などでストレスを感じています。
重要なのは他人同士が一緒に暮らす結婚生活でストレスを感じるのはお互い様だという認識、そして相手への思いやり。
女性はおしゃべりで、男性はひとりの時間で発散する
男女間での大きな違いは「ストレス発散方法」です。
女性はおしゃべりや日記など「言葉にする」ことでストレスを発散させることが多いですよね。
男性の場合には、「ひとりの時間」で発散させることも多いんです。
たとえばゲームをしたり洗車をしたり、釣りに行ったり。
そういう趣味の時間を持つ男性に対して「せっかくだから子どもも連れてってよ」なんて言ってしまっては、ストレス発散の機会を失ってしまいます。
夫婦どちらも、好きな方法でストレスを溜め込まないことって大事ですよね。
そのために、彼が何かに夢中になっているときにはそっとしておいてあげましょう!
「話し合い」はすべてを円満に進める第一歩
「どんなこだわりがあるか」「どんなことにイラっとするか」、こういう小さなことって本当に個人差が大きいですよね。
塵も積もれば大きなストレスとなってしまいます。
どんな小さなことでも「言葉で伝える(話し合い)」を忘れないことで、円満な結婚生活を営んでいけるはず。
そのためには、まずはあなた自身が自分のことをよく知る必要があります!
その時々、あなたがどんなことにイラつき、どんなこだわりをもっているのかを意識して考えてみてくださいね★
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