妊活にはホットヨガは良い?悪い?気になるメリット・デメリット

妊活中にホットヨガは 効果があるのか?

ヨガブームと並んでホットヨガも流行っていますね。

ホットヨガとヨガは室温の違いだけ、基本的にやることは同じでしょ?と思っているあなた。

ちょっと違いますよ!

また、ホットヨガは妊活にどのような効果があるのかも気になりますよね。

今回は、ヨガとホットヨガの違いに触れながら、妊活中のホットヨガの効果やメリット、デメリットについて解説していきます

妊活中でホットヨガが気になっているあなたは、ぜひ参考にしてくださいね。

妊活中のホットヨガは、良い?悪い?

体が素早く温まるため 血の巡りが良くなる!

妊活中のホットヨガについては、結論からいえば【良い】ということになります。

妊活中はまだ妊娠していなので、妊活をしていない一般の女性と同じ状態だからです。

妊活中は良いのですが、妊娠したらやめましょう。

大手ホットヨガスタジオのLAVAやカルドでは、 妊娠したらホットヨガを受講できないことになっています。

では、妊娠初期と知らずにホットヨガに通っていた場合はどうなのか、気になりますね。

これについては、順番に触れていこうと思います。

ここで少し、ホットヨガとヨガの違いについて簡単に解説しておきましょう。

ホットヨガはダイエットや美容目的で行う、フィットネス要素の強いメソッドで、インド出身のビクラム・チョードリー氏がハタヨガをアレンジして考案したビクラムヨガが元になっています。

一説によると、チョードリー氏が日本でヨガ教室を開いた際、寒い時期の日本のスタジオにストーブを持ち込んだことがホットヨガの起源だと伝えられています。

これに対し、ヨガはアーサナ(ヨガの座法のこと。ヨガポーズ全般を指す場合もある)・呼吸法・瞑想の3つを柱としています。

調和、統一、バランスを大切にしており、体の機能の向上やストレスを取り除く効果、リラックス効果が大きいメソッドです。

同じヨガでも目的は少々異なるのですね。
ヨガとホットヨガ、どちらも妊活に効果がありそうですが、今回はホットヨガのメリットを探ってみましょう。

ホットヨガで期待できる3つの効果

ストレスを取り除き リラックス効果が大きい!

体の柔軟性を高め子宮機能をUP

温かいスタジオでヨガをすると、筋肉や関節がほぐれ、ポーズを取りやすくなります

お風呂上がりは体が柔らかくなっているので、ストレッチしやすくなる、というのと似ていますね。

人の体は寒いと硬くなるようにできています。

寒さや冷たい外気によって血管が収縮するため、筋肉に充分な血液が行き渡らなくなり、その結果、体が硬くなってしまうんですね。

高温多湿のスタジオでは体の温まり方も早いため、より柔軟性の高いポーズを取ることが可能になります。

すると、股関節や骨盤周辺の筋肉が効率良く鍛えられ、傾いていた骨盤が正常な位置に戻ります。

お腹周りの血液の循環も良くなるため、子宮機能も向上し、妊娠しやすい体質へ改善することができるのです。

ちなみに、ホットヨガは高温多湿の中で行うため、常温で行われるヨガにあるような、立ちくらみしやすいポーズや頭に血が上るような体勢になるポーズは避けています。

ダイエット効果が高い

高温多湿のスタジオで行うヨガは、たくさん汗をかくのでダイエットや美容効果が期待できます。

あなたが特に太っていなければダイエットを意識してホットヨガをする必要はありません。

でも、肥満が不妊の原因になることもあるため、太っている場合は痩せる必要があります

太っている、というのはBMI値や体脂肪率が標準を上回る場合のことですよ。
ダイエットといっても、美容体重を目指すようなダイエットはしないでくださいね!

痩せすぎは逆に妊娠を遠ざけてしまうので、BMI値や体脂肪率が標準であれば妊活中にダイエットをする必要はありません

過剰なダイエットはホルモンバランスが乱れや、生理不順の原因になることもあるため注意が必要です。

では、ダイエットする必要の無い人はホットヨガに通ってはいけないのでしょうか?

その心配はいりません。

通う回数で調整すると良いですよ。

ダイエットが目的なら、週に2~3回。
妊活で体質改善を目指すなら、週1回程度が良いでしょう。

血流が上がり血の巡りが良くなる

ホットヨガをすると、体が素早く温まるため血流が上がり、血の巡りが良くなります。

冷え性が不妊の原因になることもあるため、妊活中はあまり体を冷やさないようにしたいものです。

(妊活をしていなくても冷やさないに越したことはありません!)

高温多湿のスタジオで体を温めながらヨガのポーズ(有酸素運動)を行うことで、体の隅々までじんわりと温まり新陳代謝もアップします。

特に、全身をくまなく温められるというのはホットヨガの利点ですね。

全身を温めながら運動することで、凝り固まった筋肉がほぐれ血流を改善することができるのです。

冷えを改善したいからといって、お腹だけ・足先だけを温めたりするのは、一時的な効果しか得られません。

妊娠しやすい身体になるためには、一時しのぎよりも根本から改善するほうが、結果的には近道になりますよ。

例えば、東洋医学では、ふくらはぎを温めることは子宮を温めることにつながるとされています。

このことは、身体がそれぞれの器官として独立しているわけではなく、全身が相互に作用し合っているという証拠だと言えるのではないでしょうか。

ホットヨガは排卵前後や高温期は避けた方が良い?

排卵前後や高温期はホットヨガをしない方が良いと巷ではいわれています。

よく見かけるのは、受精卵や精子は熱に弱いためホットヨガは良くない、という類いの記述です。

これには、医学的な根拠があるのでしょうか。

そこで調べてみたところ、医学的な根拠といえるほどの情報は見つかりませんでした。

産婦人科医の間でも意見が別れているようで、高温期でも大丈夫という医師もいれば、気になるならやめた方が良い、ホットヨガよりヨガの方が良い…など、さまざまな見解が見受けられます。

医師の間で見解が分かれるということは、現時点では確実な統計やデータはないということでしょうね。

ただ、避けた方が良いと言われるには、それなりの根拠がなくてはなりません。

私の推測では、妊娠の可能性を心配してのことではないかと思っています。

高温期は、すでに受精卵が着床している超妊娠初期(妊娠3週目あたり)の可能性もゼロではありません

このことから妊娠中のホットヨガが良くないなら、妊娠初期の可能性がある高温期のホットヨガも良くないのでないか、という解釈に広がっていったのではないでしょうか。

妊娠初期にホットヨガをしたから即赤ちゃんに悪い影響がある、ということにはなりませんが、気になるようなら高温期のホットヨガはやめておいたほうが良いでしょう。

余談ですが、受精卵や精子は熱に弱いためホットヨガは良くない。

これについては、都市伝説に近いものがあると私は考えています。

確かに精子は熱に弱い性質を持っていますが、女性の体内にある卵管や子宮が精子をダメにしてしまうほど高温になるとは考えにくいのです。

もしそうなら女性の体内に入った精子および受精卵は、日本の猛暑を乗り切れないことになってしまいますよね。

現在の日本の夏は、40℃を越す地域も少なくありません。

対して、ホットヨガの温度は37~40℃、湿度は55~65%です。

このことから推測すると、女性の体内の受精卵は外気の温度や湿度の影響を直に受けたりしない、ということになると考えられます。

仮に外気の影響を直に受けるとしたら、日本以上に暑い国はどこも出生率が低くなってしまうのではないでしょうか。

でも、そんなことはあり得ないですよね!

少し話は逸れますが、精子が熱に弱いなら猛暑日が続く日本の夏場は精子が弱り妊娠しにくくなる、ということはあるのでしょうか。

答えはNOです

暑さの厳しい真夏(7~8月)に作られ始めた精子の元となる細胞が、精子として成熟するのは80日後です。

ということは、夏に作られた精子は9月中旬~11月中旬あたりで受精が可能になる計算になります。

この時期に妊娠が成立したとすると、おおよその出産予定日は6~8月になりますね。

では、6~8月は出生率が低いのかというと、全くそのようなことはありません

月別に見た出生について、厚生労働省のサイトによれば

月別にみると、出生月による差はほとんどないものの、7~9月に高く3月が低い傾向がみられた。

ということです。

このことは、暑い状況下で作られた精子でも問題なく受精できることを示していると考えられますね。

ホットヨガが逆効果になることもある

人工授精後はNG?

人工授精後の過ごし方は妊娠率にも影響を与えます。

軽度の運動はOKですが、激しい運動は控えた方がよいでしょう。

ホットヨガは激しい運動ではありあませんが、腹圧のかかるポーズもあるため、軽度の運動に比べると体への負担が大きくなります

汗もたくさんかくので体力の消耗も激しいですよね。

人工授精後は、あなたにとっても受精卵にとっても大切な時期です。

無理はせず、ゆったりと過ごしましょう。

大量に汗をかいてもデトックスにはならない

大量に汗をかくのでデトックス効果が高い、といわれているホットヨガですが、汗をかくこと自体は実はそれほどデトックスにはなりません。

汗から大量に有害物質や老廃物が出て行くということはなく、失われるのは体内の水分とミネラルです。

ところで、体内でデトックス機能を持つ臓器は、肝臓や腎臓です。

デトックスになるのは大量に汗をかくことではなく、身体が温まり血液の巡りがよくなった結果、有害物質や老廃物が便として排出されやすくなることがデトックスにつながる、と私は以前の記事で主張しました。

つまり、大量に汗をかくほど身体を動かすことで、内臓の動きが活性化されデトックスになるのだと私は考えています。

デトックスについては、こちらの記事で詳しく解説してるので、合わせて参考にしてくださいね!

妊活デトックスとは!?今日から自宅で実践できる簡単な方法4つ

汗をかきすぎて脱水症状になる

人が汗をかくのはなぜだかご存じでしょうか。

暑いから。

運動をしたから。

緊張したから。

それも正解ですが、人が汗をかくのは熱くなった身体を冷やそうとするためです。

これは人が進化の過程で手に入れた、欠くことのできない大切なメカニズムでもあります。

ところが、ホットヨガで大量に汗をかくと脱水症になり、汗の量が減少します。

すると、身体の水分が失われ体温を下げることができなくなるため、熱が体内に蓄積されてしまうのです。

特に初心者や、血圧の高い方、体調の優れない方、厚さに弱い体質の方は注意が必要です。

悪くすると、血液がドロドロ状態になり、かえって血行が悪くなってしまうこともあります。

すると酸素が脳や全身に運ばれず、吐き気や痙攣を起こしてしまう可能性も

たっぷり汗をかきたいから、折角大量に汗をかくのだから、と水分補給を我慢するのは逆効果になります。

ホットヨガは、きちんと水分を摂りながら行わないと体調が悪くなってしまうこともあるのです。

妊活中のホットヨガは楽しむことが大切

ホットヨガで結果がすぐに出ないと、さっさと諦めてしまう方がいます。

「すぐ」というのがどれくらいの期間を指すのかは、人によって違うと思いますが、私の考えでは1~2ヶ月でしょうか。

1~2ヶ月で効果がでないから辞めた、と聞くとせっかちな人だな、という印象を受けますね。

特に、ホットヨガは目に見えて筋肉がつくとか、みるみる痩せる、とかそういう類いのフィットネスではありません

体を内側から美しくするのがホットヨガの目的です。

身体の内側というのは目に見えにくいもの。

ホットヨガの効果というのは、最近体調が良いとか、冷えを感じなくなった、前よりむくみが取れてスッキリしたとか、そんなふうにゆっくり訪れるものです。

スタジオによっては、ライトアップで癒しの空間を演出しているところもあります。

非日常の空間で日頃のストレスを解消するというのも、自宅では味わえないホットヨガならではのメリットですよ。

結果にばかり走らず、ホットヨガを心から楽しむ気持ちで続けてみてくださいね!

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