海外旅行、限られた現地での滞在時間、ムダなく動くためには、常に情報取得できるレンタルwifiルーターは、もはや必需品。
しかし、いろんな業者があって、どこで契約するのが良いか、迷ってしまいますね。
そこで今回、業界事情に精通している私が、海外で使えるwifiルーターの人気おすすめレンタル業者の最新版を、ランキング形式でご紹介します。
手持ちのWi-Fiルーターがない場合でも、レンタルなら手軽に入手できますし、空港や自宅でWi-Fiルーターを受け取り、現地で利用後にまた空港でポストに入れるなどして返却できるため、レンタルWi-Fiルーターの利用はとても簡単です。
レンタル業者のランキングをご紹介したあと、ご参考まで、SIMフリーのモバイルルーターのオススメ機種についても、3つ紹介します
海外で使えるwifiルーターの人気おすすめレンタル業者ランキング2018
第1位 グローバルWiFi
グローバルWiFiは海外旅行向けレンタルWiFiルーターを提供している大手の会社で、200以上の国で利用できるのがメリットです。
アメリカや中国など日本人がよく旅行で足を運ぶ国々だけでなく、アフリカや南アジアなど遠く離れた地域でもグローバルWiFiで借りたルーターを利用できますよ。
プランには、
以上3種類があります。
ただし国によっては一部のプランしか選べなかったり、LTEの高速通信に対応していなかったりするので注意しましょう。
またレンタル料金は、行く国によって異なります。
例えばアメリカで使う場合は、1GB/日を1,670円、Webから申し込み期限までに予約をすることで適用される「早割」を適用すれば1,470円で利用可能です。
予約前に、料金設定も確認しておきましょう。
グローバルWiFiのもう一つのメリットは、コンビニや郵便局、銀行で支払えるためクレジットカードがなくても申し込めることです。
より多くの人が使いやすいので、今回1位に選びました。
第2位 イモトのwifi (GLOBAL DATA/グローバルデータ)
イモトのwifiも、グローバルWiFiと同様に30〜60日前の早い段階で予約した場合や30日以上の長期間Wi-Fiルーターをレンタルする場合に割引を受けられるのがメリットです。
イモトのwifiの早割なら、なんと最大20%オフでWi-Fiルーターを利用できますよ。
早割が魅力的であるため、今回2位に選ばれました。
必要に応じて、1日100円(税抜)で携帯電話を借りることもできます。
現地で使える携帯電話を合わせて使いたい人にも、イモトのwifiはおすすめですね。
24時間、365日のいつでも日本語でサポートを受けられるので、何か困ったことがあっても安心です。
料金プランは主に、
こういったプランが展開されています。
例えばアメリカへ旅行に行くなら、1GB/日プランは1,880円で利用可能です。
特に30〜60日前の時点で旅行が決まっているなら、早割で料金を割引にできるイモトのWiFiを選ぶのが良いでしょう。
なお支払い方法は、クレジットカードに限定されています。
第3位 海外WiFiエクスモバイル
海外WiFiエクスモバイルは対応する国が170カ国以上に設定されていて、グローバルWiFiやイモトのwifiに比べると少なめです。
また海外WiFiエクスモバイルの場合1GBプランが用意されておらず、主に300MB/日と500MB/日を選べる仕様であることに注意が必要ですね。
例えばアメリカで500MB/日プランを契約すると、利用料金は1日1,100円です。
イモトのwifiだと500MBプランは通常1,580円、グローバルWiFiは1,470円なので、料金設定自体は安価ですね。
あまり海外で通信量を消費しない人は、通信量が少ない代わりに安価な海外WiFiエクスモバイルを利用しましょう。
料金は安価ですが、基本的にクレジットカードでしか支払えないこと、そして対応する国の数が他社よりやや少ないため、3位に選びました。
第4位 フォートラベルグローバルWiFi
フォートラベルグローバルWiFiは200以上の国に対応していて、250MB〜1GBの通信量でプランが展開されています。
例えばアメリカで1GBプランを利用する場合は1日835円、500MBで710円など、料金設定が安価なのが魅力です。
サポートも24時間対応で、LINEからチャットで問い合わせることもできます。
ただしLTEでの高速通信に対応している国が12と少ないことに注意しましょう。
第5位 JALエービーシー WiFi
大手航空会社であるJALグループの、JAL ABCが手がけているレンタルWiFiルーターサービスがJALエービーシーWiFiです。
1日の通信量が無制限(ヨーロッパ周遊タイプ以外)であることがメリットで、利用に応じてJALマイレージやPontaポイントなども貯められます。
例えばアメリカでLTE通信をしたい場合、通常1,250円で利用可能です。
なお支払いはクレジットカードか電子マネーに限られるので、注意しましょう。
また対応する受け取り可能な空港が3つしかなく、4箇所以上の空港から選んで受け取れる他社に比べて少ないのも注意点です。
SIMフリースマホでの格安SIMの利用と、Wi-Fiルーターの違いを比較!
少しスマホなどに詳しい人は、「ルーターをわざわざ買わなくても、SIMフリーのスマホに現地で買った格安のSIMカードを入れればそれで済む話じゃない?」と思ったかもしれません。
しかし海外旅行においてSIMフリースマホに現地で販売されているプリペイド式の格安SIMを使う場合は、
・テザリングではスマホのバッテリーを消費する
・同時接続できる機器の数が少ない場合もある
・SIMカードを現地で買ったものと入れ替えた時に、日本で使っていたSIMカードを失くすかもしれない
・SIMフリースマホに現地で買ったSIMを入れるとかかってきた電話に出られなくなる
といったデメリットがあります。
私はスマホからテザリングをする機会が多いのですが、スマホのバッテリーがあっという間に空になってしまうので困ってしまうことが多いです。
Wi-Fiに対応したSIMフリーのルーターを購入すれば、
・スマホのバッテリーを消費することはない
・同時接続台数は10台など、たくさん
・スマホに入っているSIMカードを外す必要がないので、紛失しないで済む
・日本で契約している電話番号にかかってきた電話にも、普通に出られる
これらのメリットが得られます。
SIMフリーのルーターがあれば、海外で便利に使えますよ。
ARIA 2は小型で、バッテリー交換も可能なSIMフリーモバイルルーター
FREETELのSIMフリーモバイルルーター・ARIA 2は、小型で持ち運びやすいのが魅力です。
同時接続台数 10台
SIMスロット 標準SIM×1
サイズ 110×66×17mm
重さ 110g
バッテリー容量 2300mAh
またバッテリー交換ができるので、長期間充電できないときにも複数のバッテリーを持ち歩けば安心です。
ARIA 2は日本で展開されているドコモ、au、SoftBank、ワイモバイルといった回線に対応しているため、日本での利用には全く問題ありません。
そして海外で利用する場合も端末がSIMフリーなので、海外の通信会社のSIMカードでの利用が可能です。
ARIA 2は、
・Band1
・Band3
・Band5
・Band6
・Band18
・Band19
以上の周波数に対応しています。
このうちBand1とBand3は海外でも使われているので、ARIA 2は海外でも使えるエリアが広いことが魅力ですね。
E5577S-324は1万円以下で買えて、大容量バッテリーが魅力
様々なSIMフリースマホを日本で販売しているファーウェイは、E5577S-324というモバイルルーターを販売しています。
同時接続台数 10台
SIMスロット 標準SIM×1
サイズ 58×96.8×17.3 mm
重さ 112g
バッテリー容量 3000mAh
価格はAmazonでも9572円と、非常に安価。1万円以下で気軽に購入することができます。
とても安いので、私も現在購入を検討しています。
E5577S-324は、バッテリー容量が3000mAhと大きく、最長12時間も通信できるのが嬉しいですね。
E5577S-324の対応周波数は、
・Band1
・Band2
・Band3
・Band5
・Band6
・Band7
・Band8
・Band19
・Band20
以上です。Band1とBand3に対応しているため、海外でも使えるエリアは広いです。
さらにアメリカで使われているBand2に対応しているので、E5577S-324はアメリカに旅行に行く際に役立つでしょう。
アメリカに行く機会が多い人には、E5577S-324がオススメです。
Aterm MR05LNは2枚のSIMカードを切り替えながら使える
最後に紹介するのは、今回紹介する中で最も高性能・高機能なAterm MR05LNです。
同時接続台数 10台
SIMスロット nano SIM×2
サイズ 63×115×11mm
重さ 115g
バッテリー容量 2500mAh
Aterm MR05LNは2枚のSIMカードを利用可能で、いつでも使うSIMカードを切り替えられます。
例えば日本で普段使っているSIMカードは入れたままで、海外旅行先で購入したSIMカードを追加で挿せるのが便利です。
旅行中にSIMカードを無くさずに済みますね。
また本体にタッチパネルの画面が搭載されていて、本体だけでSIMカードを使うための設定ができるのもAterm MR05LNの魅力です。
私も以前このAterm MR05LNを購入して使ったことがありますが、本体だけで設定を全て行えるのは非常に便利に感じました。
ただしスマホのタッチパネルと比べるとちょっと反応がイマイチだったので、後継機が出る際は改善に期待したいですね。
対応周波数は、
・Band1
・Band3
・Band6
・Band8
・Band11
・Bnad18
・Band19
・Band21
以上です。海外でも広く使われているBand1と3に対応しているので、問題なく旅行先で使えますよ。
まとめ
今回は、海外でも使えるSIMフリーのモバイルルーターやレンタルのWi-Fiルーターサービスを紹介しました。
海外旅行に行く予定があり、向こうでSIMカードを購入してルーターで使いたいなら、今回紹介した機種の中から購入するものを検討してみてはどうでしょうか。
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